「たとえ友人を助けるためだけにやったとしても...」
記事では、ローズ氏について「依然としてファンの間で人気があるが、復帰の試みは失敗に終わっている。 彼は殿堂入りも禁止されている」とする一方で、「29歳の大谷にそのような危険はなさそうだ」と対比。ただ「ドジャースの新たなスーパースターは、不快なほどにギャンブルとの距離が近かった」とも指摘した。
アメリカのスポーツ専門チャンネル・ESPNが行ったインタビューの中で水原氏が「翔平は賭け事には全く関与していないことを皆に知ってもらいたい」と語っていたことに触れた上で、賭博法の専門家でウィッティア大学の名誉教授のI.ネルソン・ローズ氏による解説として「大谷選手が水原氏の賭博負債を支払った場合、法に違反したことになるかもしれない」ことを挙げた。
「違法賭博のためと知りながら借金を支払ったのであれば、かなり深刻な連邦処罰の対象となる可能性がある」「連邦法には、違法賭博業者の債権回収を手伝えば、賭博業を営んでいることになるという規定がある。たとえ友人を助けるためだけにやったとしても、彼はブックメーカーの債権回収を手伝っていることを知っていたのは確かだ」
こうした報道について、米国のファンからは「大谷がよほど間抜けでない限り、これは何か怪しい。私が大谷なら、誰かのギャンブルの借金を返済するために個人の銀行口座から資金が引き出されるのは超ド級の赤信号だとわかるはずだ。私たちが知る由もない何かが、この件にはあると思わざるを得ない」「彼は借金を支払ったが、その結果、賭博の借金に巻き込まれることを知らなかったのは明らかだ」など釈然としないとする声が寄せられた。
Xでは「永久追放」がトレンド入りするなど、大谷選手の今後について心配するコメントが相次いでいる。
「今まではベーブルースと比較されていたが、これからはピートローズと比較されるのだろうか」