女子プロレスラー・ジャガー横田さんの夫で医師の木下博勝さんが2024年3月18日にインスタグラムを更新し、「ダウンタウン」の松本人志さんと、週刊誌「週刊文春」発行元の文藝春秋との裁判について私見を述べた。
木下さんは19年12月に「文春オンライン」にセクハラ疑惑を報じられ、名誉棄損の訴訟を行った。22年6月の判決で名誉棄損が認められ、文藝春秋側は110万円の支払いを命じられた。
弁護士は「文春と戦うには最低でも3名は必要」
複数メディアによると、松本さんの裁判の第一回口頭弁論は24年3月28日に東京地裁で行われる。
木下さんはインスタグラムで、文藝春秋との裁判で自身が提出した陳述書だという文書の一部を公開し、「まもなく松本さんの初公判です」と触れた。「松本さんも、報道は事実と異なるという趣旨の陳述書を提出している筈です」とつづった。
11日の「東スポWEB」の記事によると、松本さんは3人の弁護団を準備しているという。木下さんは「多ければ多い程良いというわけでは無いと思いますが、自分の経験では、文春と戦うには最低でも3名は必要では無いかと感じます」と考えを明かした。「弁護士さんも、1人で出来る事には限界が有ります」とも加えている。
さらに、弁護士について「裁判所に提出する書類も、何度も何度も推敲して、矛盾なく、文章を整えて作成します。ですから、力不足の弁護士は、この文章1つとっても分かります」という。「松本さんの弁護団も、相当作戦会議は重ねていると思います」と述べた。
また、木下さんは、「色々意見は有りますが」としながらも、「僕は証人尋問で勝敗は決まると思います。A子さんかB子さんの少なくともどちらかは証人尋問に出る事になります」と誌面上で被害を訴えている女性の証言が重要だと指摘。「松本さん本人よりも弁護団にかかっていると、思います」と私見を述べた。