青森山田・橋場主将の宣誓にネット感動、能登半島地震の被災者への思いに「目頭が熱くなりました」「思わず拍手」

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   第96回選抜高等学校野球大会開会式が2024年3月18日、兵庫・甲子園球場で行われ、青森山田高校主将の橋場公祐(3年)が選手宣誓を行った。橋場は青森県むつ市出身で、宣誓の内容は1月1日に発生した能登半島地震の被災者へ思いをはせたものになった。

   選手宣誓全文は以下のとおり。

  • 甲子園球場
    甲子園球場
  • 組み合わせ表(熱闘甲子園Xより)
    組み合わせ表(熱闘甲子園Xより)
  • 選手宣誓を行った橋場主将の感想(熱闘甲子園Xより)
    選手宣誓を行った橋場主将の感想(熱闘甲子園Xより)
  • イメージ画像
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  • 甲子園球場
  • 組み合わせ表(熱闘甲子園Xより)
  • 選手宣誓を行った橋場主将の感想(熱闘甲子園Xより)
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「全身全霊をかけて戦い抜くことを誓います」

「宣誓。今ありて、未来の扉を開く。今ありて、時代も連なり始める。1924年、第1回全国中等学校野球大会として春のセンバツ大会が開催されました。あの日から100年。我々、高校球児の甲子園大会に対する夢や憧れは長年の時を超えても変わることなく今もなお夢舞台であり続けています。夢にまでみたここ甲子園球場に立ち、これまで先輩方が築き上げられた歴史と伝統の重さを身に染みて感じています。同時に私たちは、唯一無二の仲間とともに大好きな野球に打ち込める今に喜びをかみしめています。今年の元日に能登半島沖で大きな地震が発生しました。家族だんらんと過ごしている中で激しい揺れに私たちは恐怖と深い悲しみに襲われました。被災地では現在も苦しみと困難の多い生活を余儀なくされています。私たちにできることは目の前の白球をがむしゃらに追い続けること。そして全力で野球を楽しむことです。今日から始まるセンバツ大会を次の100年に向けた新たな一歩とするべく、全身全霊をかけて戦い抜くことを誓います。今日までの100年、今日からの100年」

   宣誓には23年10月に死去したシンガー・ソングライターの谷村新司さんが作曲した大会歌「今ありて」の歌詞から引用した文言が盛り込まれるなど、開会式中からインターネットで話題を集めた。

   Xでは「選手宣誓、ほんとに良かったです」「最近の高校生は 素晴らしい選手宣誓をしてくれる」「青森山田のキャプテンの選手宣誓も長文なのに落ち着いてて、思わず拍手してしまう感動」「がむしゃらにけっぱれ!!!」「聞いてて目頭が熱くなりました...」などの声が寄せられた。

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