リモートワークで求められるコミュニケーション能力とは
もちろん、リモートワークが向いているという人の話もないわけではありません。とくに、人と直接対話することに苦手意識を持っている人にとって、活躍しやすい場合もあるようです。
あるXユーザーが「ものすごいコミュ障で面談落ちまくってた子が、フルリモートの現場に入ったらチャット文化と相性が良すぎて大活躍しているという話」を聞いたという投稿が拡散されました。
すごいコミュ障で面談落ちまくってた人が、フルリモートの職場でチャット文化との相性が良すぎて大活躍してるという話を聞いて - Togetter
この投稿を受けて他のXユーザーからは
「チャットだと相手の視線を気にしすぎる負担が減るし、言葉を瞬時に紡がなくて良い。文章を推敲できる時間がありがたいし、文章が目に見えてるから推敲しやすい」
「口頭で教えられたことはさっぱり頭に入らないけど、文字になったら理解できる」
など、テキストコミュニケーションの利点が挙げられていました。
ところが、リモートワークを経験したうえで感じたデメリットについて投稿し、注目されたこともあります。
ITエンジニアであるXユーザーが挙げたデメリットとして
「会ったこともない人とコミュニケーションを取らなければならない」
「成果物だけで判断される」
との2点を説明。
さらに別のXユーザーは「対面以上に密にコミュニケーションを取るようにしないと、途端にまともに成立しなくなるのがフルリモートワーク」であると投稿しています。
ITエンジニアのフルリモートに憧れる人が多いと思うが経験すると結構なデメリットがあった「対面以上のコミュニケーションが必要」 - Togetter
これらの投稿を皮切りに、同じくリモートワークで働いている人たちからは同意の声が寄せられました。
「何よりもチャットと通話だけで説明しきる国語力が要るってのを痛感する」
「チャットツール、Web会議、電話、この辺りでの情報共有を出社時以上に気を付けないと停滞しますよね」
このように、具体的に指摘している声もありました。