福島沖で震度5弱「1週間は警戒を」 2年前の地震では東北新幹線脱線で1か月運休

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   福島県沖で2024年3月15日0時14分、マグニチュード(M)5.8の地震があり、福島県川俣町と楢葉町で震度5弱を観測した。気象庁では「地震発生から1週間程度、最大震度5弱程度の地震に注意してください。特に今後2~3日程度は、規模の大きな地震が発生することが多くあります」と注意を呼び掛けている。

   近年だけでも福島沖では2021年2月、22年3月に大きな地震が発生し、被害を出している。

  • 地震の規模(出典元:気象庁)
    地震の規模(出典元:気象庁)
  • 22年には東北新幹線も被害を受けた
    22年には東北新幹線も被害を受けた
  • 東北を走る新幹線
    東北を走る新幹線
  • 災害には注意していたい
    災害には注意していたい
  • 防災グッズの再点検を
    防災グッズの再点検を
  • 地震の規模(出典元:気象庁)
  • 22年には東北新幹線も被害を受けた
  • 東北を走る新幹線
  • 災害には注意していたい
  • 防災グッズの再点検を

震度6強が2年連続

   3月の地震では、2011年3月11日の東日本大震災を思い出す人も多いだろう。この時は、宮城県沖が震源だった。

   福島県沖では、2021年2月13日にM7.3の地震が起きた。最大震度6強を、宮城県蔵王町、福島県では相馬市、国見町、新地町で観測した。気象庁によると死者2人、負傷者186人を出している。

   翌22年3月16日には、M7.4、最大震度6強の地震が発生。この時に大きな被害を受けたのが、東北新幹線だ。高架橋の損傷や一部車両の脱線によって、一部区間で長期間、運転を見合わせることになった。運転再開したのは同年4月14日、通常ダイヤに戻ったのは、5月13日になってからだった。

   なお今回含め3回の地震はいずれも、23時~0時過ぎの夜遅い時間に起きている。

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