俳優の綾野剛さんらを常習的に脅した罪などに問われた元参院議員のガーシーこと東谷義和被告(52)に対する判決公判が2024年3月14日にあり、東京地裁は、懲役3年、執行猶予5年を言い渡した。各社が報じた。
ガーシー被告は22年、動画投稿サイトで俳優の綾野剛さんらに脅迫を繰り返したとされる。
「犯行は卑劣かつ悪質」
判決では、ガーシー被告について、「誹謗中傷の波を浴びせかける犯行は卑劣かつ悪質」などと断じた。一方で、「反省の弁を述べていることや前科がない」などとして、猶予付きにした。
ガーシー被告は裁判で、被害者に謝罪した上で、「友人から『暴露系をやればお金を稼げる』と提案された」などと配信を続けた理由を説明していた。
検察側は「悪質な犯行」として懲役4年を求刑していたが、弁護側は「常習性はなかった」として執行猶予を求めていた。