2024年の春闘は、3月13日が集中回答日となった。経済の好循環に向けて持続的な賃上げが実現できるかが焦点となっている。自動車や電機では賃上げ要求に対して、満額回答が相次いだ。
自動車、電機で満額回答が続出
自動車製造各社では、日産自動車は要求額が総額1万8000円に対して、回答額は同額と満額回答になった。マツダ、ホンダも要求額に対して満額の回答だった。
電機製造各社も、パナソニックホールディングス、日立製作所、三菱電機と軒並み満額回答。飲料・食品各社でもまた、サッポロビール、サントリーホールディングス、味の素が、ベア要求額に対しての満額回答が続いた。
交通運輸では、JR東日本が、要求額は賃金カーブ維持分と賃上げ分で合計1万8560円に対して、回答額は1万6973円となった。