ここぞという時の「勝負服」に1着
――各社、個性が豊かですが、今後のビジネススーツの展開はどうなるでしょうか。
飯島大介さん 若い世代が減っていますから、正直、昔のような勢いを取り戻すのは厳しいでしょう。在宅ワークが広がっていますし、スーツを廃止する企業も増えています。「スーツ文化」自体がなくなりつつあります。
その一方で、オーダースーツを持つ人が増えているのは、スーツの価値が変わってきているからだという気がします。スーツは何着も持つものではなくなり、1着、ここぞという時のための「勝負服」として身につける意味合いになってきました。
オーダースーツの敷居がものすごく低くなっています。自分のための1着とはどんなものか、気軽に一度試してみてはいかがでしょうか。
(J‐CASTニュースBiz編集部 福田和郎)