思わず二度見してしまいそうな独特なパスケースがXで話題になっている。
Xに投稿された写真には食パンのトーストを読み取り部分にかざして駅の改札を通ろうとしている人がいる。一体どういうことなのか。
食品サンプルを使った雑貨や小物を制作
実はこのトーストは本物のトーストではなく、交通系ICカードが入ったパスケースなのだ。
これは食品サンプルを使った雑貨や小物を作っているXユーザーのkanapei@食品サンプル雑貨作家(@kanapei_fflab)さんが作った食パンパスケースで、2024年3月3日に投稿したものだ。
食パンのパスケースで支払いをしたり、チャージをしたりする写真もあり、実際に使っている人がいたら目立ちそうだ。
この投稿には「めちゃ欲しいけど、自分モバイルPASMOだった」「トーストでお金おろせたり電車乗れたりしてるの想像して爆笑しちゃいました」「使ってる人いたらガン見しちゃう」「これでパンを咥えて投稿する子が増える」などのコメントが寄せられ、2万3000を超えるいいね(13日昼時点)が付いている。
J-CASTニュースは12日、kanapeiさんに話を聞いた。
オンラインショップでは3か月待ち
食べ物と一緒に日常生活を送れる物を作りたいとの思いから、3年くらい前から食品サンプルを制作しているというkanapeiさん。
食パンパスケースのこだわりの点について次のように語ってくれた。
「二度見されるような本物感を出せたらと思い制作しております」
kanapeiさん自身は普段、車を使うことが多いため、食パンパスケースを使う頻度は多くないというが、自動販売機などで物を購入する際に使っているという。
この食パンパスケースは、kanapeiさんが作った雑貨や小物を販売しているオンラインショップ「kanapei LAB.」で購入できる。現在は3か月待ちで、24年6月下旬から順次発送されるという。
値段は3800円(税込)。プラス500円するとバター、ジャム、あんバターのトッピングができる。
また、食パンをトースト希望の場合は購入の際、備考欄にその旨を書けば、焼き目の付いたトーストにしてもらえるということだ。