なかなか正直に「低評価」をつけられない可能性は?
もっとも、学生による評価の結果は完全に秘匿されるというが、そうは言っても「自らが入社しようとしている面接官の評価」ともあれば、なかなか正直に「評価」を――場合によれば「低評価」をつけられないのではないだろうか。
これについては、石渡氏はすでに普及しているインターンシップやセミナー等の事後アンケートが参考になるのではないか、と語る。
「こちらを観察していくと、極端な低評価を付ける学生は少なく、無難な回答が目立ちます。 ただ、面接で『落ちただろうし、この面接担当者の態度は我慢ならない』と考えた学生は忖度することなく低評価を付けることが考えられます」
(J-CASTニュースBiz編集部 坂下朋永)