「アメリカ人なんか全然努力しないよ」 ビリギャルモデル主張めぐり議論白熱→本人が持論展開

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「日本は『努力すること』をなんか持ち上げすぎてる気がするよ」

   小林さんは11日にもXで、「頑張れるのは適切な環境要因が整っていたからだっていうのは、私がビリギャル出版されてからずっっっっと言ってることでそんなのは大前提です」と投稿。周囲の大人のサポートは、本人のパフォーマンスを決める「一番の要因」だとし、「地頭とかいうものなんかより影響でかいです」と述べた。「私だって母と恩師がいなかったら一生頑張ることなんてなかった」とも振り返る。

   一方、「でもそういう環境が整っていても頑張らない人だっている」と小林さん。その上で、「でもそれはそれで良くないですか?みんなが頑張らないといけないの?『努力しないで生きていきたい』って、その人の立派な選択肢のひとつであるべきなのに、日本は『努力すること』をなんか持ち上げすぎてる気がするよ」とも指摘した。

   小林さんは、「主語おっきくてごめんだけど、アメリカ人なんか全然努力しないよ」と比較を交え、「でもみんな日本人よりはなぜか幸せそうだよ。頑張りたい人だけ頑張れば良い。でもそういう人には頑張り方をちゃんと教えてあげないといけない、だから私は認知科学を学んでるんです。伝わるかな」と締めた。

   一連の投稿には、小林さんの考えに対する理解が寄せられたほか、「手厚いサポートを買ってもらえるのは恵まれた家庭の子に限られるという社会階層的な意味での環境の特権性には無頓着」「『努力できないのはその人の問題』と受け取られかねないものなのに、『努力しなければならないなんておかしい』という真逆の話にすり替わっている」といった反論も見られている。

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