ただのムードメーカーではない
同じく来日2年目のヨハン・ミエセスもバットが振れている。
ノイジーが1軍で左翼の守備に復帰したため、ファームの試合に出場して左翼の守備に就くなど準備に余念はない。明るいキャラクターでチームを盛り上げるムードメーカーの印象が強いが、選球眼を磨き変化球をきっちり見極めるなど成長の跡を見せている。
パワーはチーム内でもトップクラスだけに、本塁打を量産して存在価値を示したい。
スポーツ紙記者は「前川、ノイジー、ミエセスとそれぞれの良さがある。オープン戦の最後までレギュラー争いが続くのでは。岡田監督にとってはうれしい悩みですね」と分析する。左翼の定位置を勝ち取る選手は果たして――。(中町顕吾)