横浜DeNAベイスターズ、そして野球のどんなところがお好きですか?【独占対談】横浜DeNAベイスターズ オーナー・南場智子さん×ハイセンスジャパン社長・李文麗さん

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「ベイスターズは横浜の街を盛り上げるような存在になりたい」

―― サッカーのJリーグやバスケットボールのBリーグは地域密着を掲げ、地域活性化の取り組みに力を入れている印象が強いです。プロ野球はどうなんでしょうか。

南場さん もちろん、野球も地域のスポーツとしての役割がありますし、ベイスターズは横浜の街を盛り上げるような存在になりたいです。
横浜って大都会ですから、地域のコミュニティ感って都会になるほど少ないじゃないですか。スポーツって応援しているチームが逆転した瞬間に、知らない人でもハイタッチするほど盛り上がるでしょう。地域の連帯感を強化する存在になれると思っています。
李さん 横浜は大都市で、歴史も文化もおいしい食べ物もあるという印象を持っていましたが、ベイスターズのスポンサーになってからは、お子さんを連れたファミリーがスタジアムに集うのを見て、球団と地域のつながりも感じるようになりました。
南場 智子さん
南場 智子さん
南場さん いま、いいことをおっしゃった。地域の連帯感だけでなく、家族や恋人と観戦するなど、スポーツって人とのつながりを強くしてくれる最高のコンテンツだと思います。
李さん 試合を観戦して盛り上がってお祝いするとか、その家族の関係も強くなる。もしそのチームや試合がなかったら、家族もゲームをしたりスマホを見たりして、別々の行動になるかもしれません。
南場さん 仕事帰りに同僚と見に行くと、職場の連帯感につながりますし、スポーツってすがすがしいコンテンツなんです。時間をともにして、一緒に悔しがったり楽しんだり。相手チームのファンがそこにいても野球という話題で交流ができる。共通の話題になりますよね。
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