保育園の入園式に保育士に言われた言葉に心を打たれた――。そんな状況を描いた漫画がXで話題になっている。
あの慌ただしい日々が...
この漫画の作者はSNSに日常漫画を投稿している月光もりあ@漫画(@_moria_moria_)さん。2024年3月5日投稿されたもので、今回の作品は実体験に基づく話だ。
漫画は長女の保育園の入園式で担任の保育士さんが親御さんたちの前で話す場面から始まる。保育士は親を前にこのように話す。
「皆さん、毎朝早く着替えなさい!早く食べなさい!!っていいますよね。わかります。私もそうでした」
保育士さんの話を真剣な表情で聞く月光もりあさん。さらに保育士さんは昔の自分を思い出すようにこう続ける。
「私も子供3人育て上げ、毎日あわただしい日々を過ごしてきました。小学、高校と成長するにつれて手がかからなくなりますが、次はお金がかかります。学費がかかるんです。そして、お金がかからなくなる頃に子供は家を出て行きます」
保育士さんの思わぬ話に月光もりあさんも聞き入っている様子。
「なんだか、とっても寂しいんですよね。あの慌ただしい日々が...今はもの凄く恋しいです。だから皆さん日々大変ですが、少しでも優しく接してあげて下さい。今を大事にして下さい。私はそのあわただしい日々を今ここで味わう事が出来て幸せです」
保育士さんのありがたいお言葉に「優勝でした」と締めくくり漫画は終わる。
この先生でよかった
11日、J-CASTニュースの取材に応じた月光もりあさん。担任の保育士の言葉を聞いた感想を次のように語ってくれた。
「優勝と思いました。この先生でよかったと思いました。嬉しかったし、安心して預けられます。また、慌ただしい日常も特別だと改めて思いました」
保育士さんの心打たれる言葉を描いた漫画には「子供が手を離れた時のこと考えると泣いちゃう。まだ先だけど」「素敵な言葉です。そして改めて素敵な職業だと思います」「素晴らしい保育士さんのお言葉じんわり染み渡る漫画でした。当時は本当に大変でしたが、確かに今は凄く寂しいです」などのコメントが寄せられ、13万を超えるいいね(11日夕時点)が付いている。
心をうたれた保育士の言葉
— 月光もりあ@漫画 (@_moria_moria_) March 5, 2024
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