自民党の広瀬めぐみ参院議員が2024年3月5日に記者会見を開き、自身の不倫報道を認めて謝罪した。しかし、会見はわずか6分程で打ち切られ、その短さにSNSでは批判の声が上がった。
広瀬氏は2月28日配信の「デイリー新潮」と、翌29日発売の「週刊新潮」3月14日号で、カナダ人サックス奏者との不倫を報じられていた。
議員は辞職せず、離党もしない意向
岩手県盛岡市の事務所で行われた会見で、広瀬氏は不倫報道について「事実でございます」と認め、「家族はこんな私を許してくれ、今後も一つの家族として頑張っていこうと言ってくれました」と語った。自民党の岩手県支部連合会から副会長辞職の勧告があり、それを受け入れるとしたものの、議員は辞職しない意向を伝えた。
広瀬氏が謝罪の言葉を述べた後、会見が始まって3分40秒ほどで記者からの質疑応答の時間となった。しかし、約2分後、広瀬氏がNHKの記者からの質問2つに答えた段階で、秘書が「お時間となりまして」と切り上げようとした。別の報道機関の記者が離党について尋ねると「ございません」と答えたが、以降の質問には秘書が「その後の質問に関しましては事務所にいただければと思います」として、広瀬氏は答えなかった。会見打ち切りの理由については、秘書から「公務がございまして」と説明された。
この会見の短さに、「国会開会中にガイジン男と遊ぶ時間はあっても会見を5分延長する時間はないと。。。」「最初から時間確保して会見しろよ!」「開始5分でもう時間がないってどんだけ忙しい??」など、批判の声が寄せられた。
会見後に控えていた「公務」とは何だったのか。J-CASTニュースは、当日のスケジュールについて広瀬氏の事務所に取材の申し込みをしたが、6日正午の回答締め切り後、19時になっても回答は得られなかった。
また、広瀬氏のSNSでは当日のスケジュールについて触れられていない。