「どうやったらあれに乗せてもらえるんだろう?」――。プリマハムの工場敷地内にソーセージ型の車が置いてあり、気になるという。そんな投稿がXに投稿され、話題となっている。
J-CASTニュースの取材に応じたプリマハムの広報担当者によると「親子や消費者とのふれあいで、食べる楽しみを提案する目的のキャンペーンカー」だ。実は、登場したのは35年ほど前で、このタイミングで改めて話題になっていることに「大変光栄に思っています」とコメントしている。
1989年に登場した「プリマウインナー号」
2024年3月3日、Xに「わたしん家の近くにあるプリマハムの工場。その敷地内に停まっているプリマハム号(わたしが勝手に命名した)が子供の頃からずーっと気になっている。どうやったらあれに乗せてもらえるんだろう?」と投稿された。
6日時点で1032万表示、9万7000「いいね」、1万3000回リポストされ、大きな話題を呼んでいる。
投稿に対してプリマハム公式Xが次のように引用リポストしている。
「そうなんです!
プリマウインナー号と言います
以前は都内の幼稚園を訪問したり、全国各地のイベントへ参加したりするのに
なんと!公道を走行していたのです
残念ながら今は動かすことはできませんが、
ずっとプリマハムの大切なシンボルです
どこかで皆さんにお披露目ができるといいなぁ~」
投稿者の「さゆりんX」さん(@taihaibispcl)は5日、J-CASTニュースの取材に対し、プリマウインナー号を見たときの気持ちを次のように回答した。
「初めて存在を認識したのは小学生の頃だったと思うのですが、多分あれにお客さんを乗せて工場見学をするのだろうと想像していました。
ただ、実際に動いているところを見たことはなくて、今思えば既に展示された状態だったのでしょう。
とにかく見た目のインパクトが凄いので、中はどうなっているのだろう、何人くらい乗れるのだろうとずっと気になる存在でした。
長い間あの場所に置かれているのに(遠目には)古びた様子もなく、ピカピカに塗られているので大事にされているんだなぁと嬉しく思います」