2024年11月の米大統領選に向けた共和、民主党の候補者指名争いで、16州・地域で予備選が集中する「スーパーチューズデー」の開票が3月5日（米東部時間、日本時間6日午前）に始まった。
-
大統領時代のドナルド・トランプ氏 -
ニッキー・ヘイリー氏（2010年撮影） -
現職のバイデン大統領。民主党内に有力な対抗馬は見当たらない -
次にホワイトハウスの住人になるのは誰だ -
大統領選はマーケットにどんな影響を与えるのか
フロリダ州の邸宅で「素晴らしい夜だ」と勝利宣言
15州で投票された共和党の予備選は、ドナルド・トランプ前大統領（77）とニッキー・ヘイリー元国連大使（52）による一騎打ちの構図。AP通信など米主要メディアよると、日本時間16時時点でトランプ氏が12州で勝利を確実にする一方で、ヘイリー氏は北東部バーモント州で勝利する見通し。トランプ氏「全勝」は阻止した形だ。トランプ氏はフロリダ州パームビーチにある邸宅で演説し、「素晴らしい夜だ」などと勝利宣言した。
一方、15の州・地域で争われた民主党の予備選では、現職のジョー・バイデン大統領に有力な対抗馬がおらず、各地で勝利を重ねた。
大統領選の本選は11月5日に予定されている。