元DeNA監督ラミレス氏、巨人・新外国人オドーアに「30本以上・100打点」の太鼓判 それでも残る2つの「懸念材料」

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「『日本に野球を教えにきたぞ』くらいの感覚なのか、謙虚に日本の野球を学ぶ姿勢でいるか」

   さらに「そうなると当然打席数は減る。もしチームが1点差、2点差で勝っていて、たとえ彼が3打数0安打でも7回か8回には守備要員の選手が使われることになるだろう。そうなるとメジャーリーグでバリバリにやってきた彼のプライドはどうなるかだね。メジャーリーグであればそんなことはなかったからね。そこを彼がどう受け取るかが少し懸念ではあるね」と続けた。

   ストライクゾーンに関しては大リーグよりも日本の方が少し広いと指摘し、大リーグではボールの判定が日本ではストライクになる可能性があることを説明。オドーアがストライクゾーンの違いにどのように対応するかが重要になるとした。

   大リーグを経て日本球界に入り、ヤクルト、巨人、DeNAで13年間プレーしたラミレス氏。本塁打王、打点王など数々のタイトルを獲得し、DeNAでは監督を務めた。

   日本球界を知り尽くすラミレス氏は「オドーア選手は10年もの間メジャーリーグで成功した選手なので『日本に野球を教えにきたぞ』くらいの感覚なのか、謙虚に日本の野球を学ぶ姿勢でいるかだね。この点も気になるところなんだ。ただ能力的には悪くても2割6分から2割8分、本塁打30本以上、100打点は可能だろう。そうすればジャイアンツファンの信頼を得ることができる。すべては彼がどれくらい活躍するかだね」との見解を示した。

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