明治「チェルシー」終売で思い出す懐かしのお菓子 「カール」「キシリッシュ」子どもの頃がよみがえる

   1971年に販売開始した明治のキャンディー「チェルシー」が、2024年3月末で終売となる。同社のグミ「もぎもぎフルーツグミ」（1996年発売、2023年終売）やガム「キシリッシュ」（1997年販売、2023年終売）が終了した際も話題になった。

   同様に、江崎グリコのガム「ウォータリングキスミント」（2018年終売）、ロッテのキャンディー「きかんしゃトーマスとなかまたちチューイングキャンディ」（1995年販売、2023年終売）も近年、終売に。懐かしいお菓子に思いをはせる人も、少なくない。

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  チェルシーヨーグルトスカッチ（明治提供）
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  チェルシーバタースカッチ（明治提供）
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  チェルシースカッチアソート（明治提供）
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  遠足の時の思い出も
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  兄との思い出も

チェルシーは販売規模が低迷

   チェルシーの販売終了について明治広報は3月4日、取材に答えた。販売規模の低迷による収益の悪化で「販売を終了せざるを得ない状況にある」との説明だ。

   チェルシーのような、昔なじみのお菓子を懐かしむ声を拾った。神奈川県在住の20代女性Aさんにとっては、前出の「ウォータリングキスミント」だ。

「当時好きだったキスマイ（編注：アイドルグループ「Kis-My-Ft2」）とコラボしていたので、お店で見かけるたびに購入し、CMが流れたらキスミントを片手に楽しんでいました。曲を聴いたらガムの味を思い出します」

   東京都在住の40代男性Bさんは、明治の「カール」が懐かしいと話す。1968年の発売だ。「遠足にまで持っていったので、カールを思い出すと遠足の光景も思い出します」。現在は西日本限定の商品となっている。