「球団として今季の可能性を感じているからこその補強」
若手の中では河野竜生投手(25)と畔柳(くろやなぎ)亨丞投手(20)のインパクトが強く、畔柳は「強烈」だったという。
橋上氏は「畔柳投手は球の切れ、勢いがありました」とし、「身長(178センチ)はあまり高くないが、球が浮き上がってくるようなストレートを投げる。1イニングだけでしたので変化球は評価しづらいが、ストレートだけならスピード、制球ともに1軍でも十分に通用する。2軍ならばストレートだけでも抑えられるでしょう」と高い評価を与えた。
さらに「チームは2年連続最下位なので上がり目しかない。パ・リーグの現状を見ると、オリックスとソフトバンクが戦力的に整っている印象があり、そうなるとAクラスがひと枠空いている。日本ハムは外国人選手を多く補強しているが、球団として今季の可能性を感じているからこその補強だと思います。2年連続最下位からの脱出ということもあるでしょうし、今シーズンは台風の目になるのではないかと思います」との見解を示した。
新庄監督の3年目は24年3月29日のロッテ戦(ZOZOマリンスタジアム)で開幕する。