阪神がオープン戦5連敗 それでも心配無用な「明るい材料」

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   リーグ連覇を目指す阪神がオープン戦初戦から5連敗と元気がない。2024年3月3日の日本ハム戦(札幌ドーム)では、4点リードの7回に先発ローテーション入りを目指す及川雅貴が崩れた。2つの四球が絡み、4本の集中打を浴びて5失点。制球が定まらず逆転を許し、白星がするりと抜け落ちた。

  • 阪神の今シーズンは「心配無用」なのか(写真はイメージ)
    阪神の今シーズンは「心配無用」なのか(写真はイメージ)
  • 阪神が本拠地にしている阪神甲子園球場
    阪神が本拠地にしている阪神甲子園球場
  • オープン戦が行われた札幌ドーム
    オープン戦が行われた札幌ドーム
  • オープン戦が行われたAgreスタジアム北谷
    オープン戦が行われたAgreスタジアム北谷
  • オープン戦が行われた浦添市民球場(ANA BALL PARK浦添)
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  • 阪神の今シーズンは「心配無用」なのか(写真はイメージ)
  • 阪神が本拠地にしている阪神甲子園球場
  • オープン戦が行われた札幌ドーム
  • オープン戦が行われたAgreスタジアム北谷
  • オープン戦が行われた浦添市民球場(ANA BALL PARK浦添)

23年のオープン戦は8勝9敗で12球団中8位だった

   ただ、悲観する必要はないだろう。明るい材料も出てきている。先発の才木浩人は4回1安打無失点。先発ローテ入りはほぼ当確と言ってよいだろう。状態が上がっていなかった森下翔太は「1番・右翼」でスタメン出場してマルチ安打。快音が聞かれなかった4番・大山悠輔も4回1死三塁の好機でマーフィーの153キロ直球に反応して右前適時打を放つと、6回無死一塁の打席でも上原健太が外角に投じた直球を振り抜き、ワンバウンドで右中間フェンスに当たる適時三塁打と気を吐いた。

   阪神を取材する記者は、「大山は持ち味である逆方向に伸びる打球が出てきている。近本光司、佐藤輝明もバットが振れてきているし全く心配ないでしょう。前川右京、ミエセスが左翼のレギュラー奪取に向けてアピールしていますし、チーム内に良い緊張感がある。この時期は勝ち負けを過度に気にする必要はない。怖いのはケガだけですね」と指摘する。

   23年のオープン戦は8勝9敗で12球団中8位。だが、シーズンに入るとリーグ優勝、38年ぶりの日本一に輝いた。開幕に向け、王者は泰然自若の姿勢でペースを上げていく。(中町顕吾)

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