中国メディア「捜狐」(WEB版)が2024年3月3日、卓球女子日本代表の特集記事を組み、パリ五輪女子日本代表の補欠を予想した。パリ五輪代表の補欠をめぐり、21年東京五輪金メダリストの伊藤美誠(スターツ、23)が有力視されていたが、2月に韓国・釜山で行われた世界選手権後に改めて辞退する意向を示した。
「伊藤にとって補欠枠を受け入れるのはあまり意味がなく...」
卓球王国の中国ではパリ五輪のライバルとなる日本代表の動向が注目されている。中でも五輪金メダリストの伊藤は中国でも知名度が高く人気もあるという。
記事では「日本の卓球チャンピオン伊藤美誠がパリ五輪の補欠選手になることを拒否した」とし、「五輪の表彰台に立ったアスリートとして、彼女にとって補欠枠を受け入れるのはあまり意味がなく、他の人にもチャンスが与えられるべきだと信じている」と解説した。
伊藤の補欠辞退が決定的な状況の中、同メディアは伊藤に代わる補欠として木原美悠(木下グループ、19)を挙げた。
記事では「日本女子卓球チームで補欠に最もふさわしい選手のひとりが、世界団体準優勝、シングルス国内準優勝、そして世界ユース選手権優勝の19歳、木原美悠だ」とした。