「吉野家の牛丼並盛」10年前280円、今は468円 物価高で「1杯1000円」になる可能性

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特盛+生卵+味噌汁おしんこセット=1111円

   続いて、2014年から2023年までの価格推移を調べてみた。

・吉野家における牛丼並盛の値段2(すべて税込み)
2014年12月:380円 ※仕入れ値の高騰
2019年10月:387円(店内)※軽減税率の適用
2021年10月:426円(店内)
2022年10月:448円(店内)
2023年9月:468円(店内)

   2014年12月、吉野家は80円の再値上げを実施した。当時の報道によると、世界的な需要増による米国産牛肉の値上げが理由だった。
2019年には消費増税があり、軽減税率によって店内飲食の牛丼並盛は387円になった。以後、徐々に値上がりが続き、現在では牛丼並盛468円だ。

   今日、吉野家で「プチぜいたく」すると、1000円を超える。牛丼特盛と生卵と味噌汁おしんこセットを注文すると、クーポン券などを使わない場合には1111円だ。定食メニューを見ると、W定食(牛皿・鉄板牛焼肉定食)は908円、期間限定の牛すき鍋膳は787円と、単品で1000円の壁に迫っている。

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