日本最大級のGXの商談展「GX経営WEEK 春展」(主催:RX Japan)が2024年2月28日~3月1日、東京ビックサイトで開催中だ。
「GX経営WEEK 春展」は、「脱炭素経営 EXPO」と「サーキュラー・エコノミー EXPO」を傘下に置く、企業のGX(グリーン・トランスフォーメーション)実現のための展示会。
今回、来場者や出展企業に海外からの参加者の姿も多く、世界的に関心の高い脱炭素経営のヒントを得ようとにぎわっていた。
各出展ブースも盛況で、あるブースの担当者は「日本は世界に先駆けてグリーンリテラシーが高まってきている」と話し、別の担当者は「年を追うごとにお客様の関心が高まっている」と話すなど、「GX経営」「脱炭素経営」「サーキュラー・エコノミー」への熱量の高まりがうかがえた。
「GX経営/脱炭素経営を加速化させることを真剣に考えている人が多い」
「GX経営WEEK 春展」では、企業のGXに向けた先端技術やサービスを手掛ける国内外から出展。GX経営/脱炭素経営を目指す企業の経営者、経営企画、ESG・サステナブル部門などの関心の高い来場者に向けて、各社が魅力的なソリューションをPRした。
出展企業の最新技術には、CO2見える化ソリューションや自家消費太陽光・PPA(電力販売契約)、蓄電池のEV活用、エネルギーマネジメント技術・省エネ設備などの、脱炭素経営を加速するソリューションが集まった。こうした技術とサービスを持つ企業への相談や商談が、その場でどんどん進められることも大きな見どころとなっている。
初日の2月28日午前、開場したばかりで熱気に包まれる会場を回ってみると、いくつかの出展企業で担当者の話を聞くことができた。こんな声が集まった。
「日本は世界に先駆けてグリーンリテラシーが高まってきていると思います。それだけに、大手や中小とも製造業の経営者のGXへの関心の高さを感じます」
「例年参加していますが、年を追うごとにお客様の関心が高まっています。GX経営/脱炭素経営を加速化させることを真剣に考えている人が多いのではないでしょうか」
「企業価値の向上に向けて脱炭素経営に乗り出したものの、取り組みに行き詰っている企業も少なくありません。それぞれのステージごとに解説したり、直接相談に応じたりしているところです」
各社とも、商談や事後のアポイントを取り付けが進むなど、順調に商談を進めている模様だ。