結成16年以上限定の漫才賞レース「THE SECOND~漫才トーナメント~2024」の選考会を通過した32組のトーナメント組み合わせの抽選会が2024年2月27日に行われ、大会公式YouTubeチャンネルで生配信された。参加したお笑いコンビ・母心の関あつしさんが、相方・嶋川武秀さんが「議会のため」参加できなかったと明かし、コメント欄がざわつく場面があった。
「議会のために来れない」→「絶対そっち優先してください」
抽選会で関さんは、「相方は今、県議会議員をしておりまして」「今日、議会のために来れないということで」と申し訳なさそうに一人で参加した事情を説明。MCの令和ロマン・松井ケムリさんは「絶対そっち優先してください」とツッコミを入れた。
配信のコメント欄には「議会!?!?」「県議会議員なのw」「そりゃ県議会を優先するよw」などのコメントが寄せられた。
実は、嶋川さんは、現役の富山県議会議員だ。公式サイトによると、芸人として福島県を拠点に活動したのち、19年3月から21年3月に地元・富山県高岡市の「高岡ふるさと応援特使」に就任。21年10月に高岡市議会議員選挙に出馬、トップ当選を果たす。23年4月に富山県議会議員に県内最多得票で初当選した。議員として活動しながら、母心としてはナイツ・塙宣之さんが会長を務める漫才協会に所属。二足の草鞋を履く芸人だ。
抽選会では、母心はジャルジャルと対戦することが決定した。ジャルジャル・後藤淳平さんの父は吹田市長の後藤圭二さんであることから、Xでは「議員VS市長息子」「富山県議会議員vs吹田市長のご子息 楽しみだな」など、政治家関係対決となったことに注目する声も寄せられている。