ロンドンで活動が始まったグローバルランニングコミュニティ
今回の問題に対処するため、ひがし中通り商店街として、2月29日にミズノ側と初めての話し合いをすることを明らかにした。
「Midnight Runners側とは、まだ接触はありませんが、当日にミズノ側に参加すると聞いています。昨夜に商店街と大阪府警の曽根崎署との合同イベントがあって、その場で警察にも今回のことを伝えました」
一方、曽根崎署は27日、取材に対し、報道を通じて承知しているとしたうえで、「実際の中身については調査中ですので、お答えできることがありません」と答えた。商店街での道路使用許可については、個別、具体的に考えていくため、一概に言えることはないとした。
Midnight Runnersとは、公式サイトなどによると、15年にロンドンで活動が始まり、世界17都市に広がったランニングコミュニティだという。日本で活動するMidnight Runners Tokyoのインスタグラムなどでは、22日に大阪で各国のランナーが参加してイベントを行うとし、25日の大阪マラソンでは、応援ゾーンを設置するとして、参加を呼びかけていた。
このコミュニティについては、ミズノは23年2月20日、スポンサーとして契約を結んだと発表していた。契約期間は、同月から26年1月までの3年間となっている。
ミズノの広報担当者は24年2月27日、取材に対し、当日の状況などを答えた。
それによると、22日は、20時から1時間半、ランナー約80人が梅田から中之島を通るルート約6.8キロを走った。Midnight Runners Tokyoのクルーキャプテンという責任者がいてボランティアでイベントを運営しており、海外からも参加者を集めていたという。
ひがし中通り商店街を走ったことについては、次のように説明した。