「フォー!」といった奇声も... 約80人が大音量で梅田の商店街を疾走、スポンサーのミズノが謝罪

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   大阪・梅田の商店街で、約80人のランナー集団が大音量の音楽を鳴らしながら駆け抜け、危険な迷惑行為ではないかと商店街の関係者からX上で批判が出ている。

   この行為は、世界的なランニングコミュニティの活動イベントとして行われた。イベントをサポートしたスポーツメーカー大手のミズノ(大阪市)は、不快な思いをさせたなどとして、公式Xで謝罪した。

  • ミズノが公式Xで謝罪
    ミズノが公式Xで謝罪
  • こぶしを突き上げるランナーも(たかロビン@takaibukiyaさん投稿の動画から)
    こぶしを突き上げるランナーも(たかロビン@takaibukiyaさん投稿の動画から)
  • Midnight Runners Tokyoも謝罪(公式インスタグラムから)
    Midnight Runners Tokyoも謝罪(公式インスタグラムから)
  • あわやぶつかりそうに(たかロビン@takaibukiyaさん投稿の防犯カメラ映像から)
    あわやぶつかりそうに(たかロビン@takaibukiyaさん投稿の防犯カメラ映像から)
  • Midnight Runnersの公式サイト
    Midnight Runnersの公式サイト
  • ミズノが公式Xで謝罪
  • こぶしを突き上げるランナーも(たかロビン@takaibukiyaさん投稿の動画から)
  • Midnight Runners Tokyoも謝罪(公式インスタグラムから)
  • あわやぶつかりそうに(たかロビン@takaibukiyaさん投稿の防犯カメラ映像から)
  • Midnight Runnersの公式サイト

「少人数なら止めていましたが、多過ぎて恐怖を感じるほどでした」

   背中に「OSAKA」などとロゴが入った黒っぽいTシャツなどを着た若い男女らが、大音量の音楽が鳴る中で、商店街のアーケード内を駆け抜けていく。

   通行人が避けるように端に寄り、呆然とした表情でランナーらを見ている。

   ランナーらは、「フォー!」などと奇声を発し、両手を広げたり、左手のこぶしを突き上げたりもする。スマホのカメラで自撮りするランナーが何人もいた。集団名の「Midnight Runners」と書かれた横断幕を後ろに掲げて走る姿も見られた。

   20秒ほどの動画は、大阪・梅田の「ひがし中通り商店街」理事の小牟礼隆之さんが2024年2月22日、自らのXアカウント(@takaibukiya)で投稿した。

   小牟礼さんは、22日の20時20分ごろに商店街で集団を見たといい、3連休前日の夜で、通行人がたくさんいる中で、危険な行為ではないかと訴えた。イベントについて、商店街の許可を得ていなかったとも指摘した。

   防犯カメラの映像もいくつか投稿しており、それらを見ると、あわやぶつかりそうになり、通行人が集団を避けていくシーンも映っていた。一方で、集団に興味を示し、ランナーらとハイタッチする通行人の姿もあった。

   小牟礼さんは27日、J-CASTニュースの取材に応じ、当時の状況をこう話した。

「大きな音が聞こえましたので、店から飛び出したところ、すごく多い人数で走ってきました。少人数なら止めていましたが、多過ぎて恐怖を感じるほどでした。証拠を残そうと、スマホのカメラで動画を撮りました」
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