「働いていた事実は公認の時点でも把握していた」
「本人に責任を着せたまま、政党の責任をあやふやにしてるような印象がある」という記者の指摘には、「彼女の権利に配慮してこういう対応をしています」。「具体的に『法令違反の可能性がある』というところまで踏み込んで発表していることは、最大限発表していると思う」と説明した。
一方、高橋さんがSNSで、過去のラウンジでの勤務を理由に立候補断念を迫られたと発信していたことについて「高橋さんの発信が事実と異なっていたということなのか」と問われると、「はい、事実と異なります」と明言した。
「我が党は、何かの職業をしていたということをもって、公認候補にするとかしないとか、そういう判断はしない」とし、「働いていた事実は公認の時点でも把握していた。その上で公認しており、実際にそういったことを理由に取り消しを求めるといった事実はない」としている。
高橋氏を会見に出席させ、説明させるべきではないかとした記者には「事実認定に関してはこれは政党としてやるべきものではない」とし、「ギリギリ公表できる範囲で公表して、今説明も申し上げていますし。そのことを理由に公認を取り消したということだ」などと繰り返した。