伊藤のコーチとしての指導力を高く評価
そして「伊藤は東京五輪で金、銀、銅のメダルを獲得し、日本卓球界における地位は他の選手を大きく上回った。しかし、新しいサイクルに入ってからの伊藤の競技力低下は深刻で、試合の成績は急降下し世界ランキングはトップ10から外れてしまった。五輪シングルスの切符をかけた選考会で敗退し切符を手放さざるを得なかった」と説明した。
同メディアは伊藤が補欠を辞退する背景を詳細に伝えた上で、「伊藤が率先して補欠のポジションを放棄し、より適切な若い選手にチャンスを与えようとしている。これは明らかに高貴で名誉ある行為で本当に尊敬に値する」と手放しで大絶賛した。
さらに伊藤の世界選手権団体戦での行動に注目し、「コーチ」としての指導力を高く評価した。
記事では、「伊藤はサイドラインで何度も選手たちにアドバイスを与えた。中国との決勝戦では中国チームに十分なプレッシャーを与えた」と評価した。そして中国の一部のファンから「伊藤は選手よりも指導者に適しているのではないか」との声が上がったという。