今春解禁「ライドシェア」...働く主婦の「プチバイト」運転手志望1割未満 だが、専門家が予想「体験者が増えると拡大」

建築予定地やご希望の地域の工務店へ一括無料資料請求

「ご近所の役に立ちたい」「どんな客が乗るか、怖い」

   フリーコメントでは、「ライドシェアの仕事をしてみたい」という人からは、こんな前向きな意見が相次いだ。

「ご近所のお年寄りや乳幼児がいる人に役にたちやすいと思う。わたしは、子育て介護が終わって時間に余裕があり、運転もよくするので、何らかの役にたてればと思う」(60代:今は働いていない)
「事前予約が第三者からできて、高齢の母の送迎がお願いできたりするなら、家族からするとありがたい」(30代:今は働いていない)
「小さな子たちの親子連れなどは、ライドシェアで主婦の方に乗せてもらったほうが安心すると思います」(40代:今は働いていない)
「田舎では、近所の方や知り合いをよく送迎するのは当たり前になっている。『タクシー代ね』と包んでいただくことも多いので、ライドシェアのシステムが高齢者にも使いやすいものなら、お互いにいいと思う」(50代:パート/アルバイト)
「身近に利用するようなエリアで、乗車地、降車地の事前予約などわかるようであれば参加してみたい」(50代:今は働いていない)
「地方は免許を返納したら足がなくなるため返納率が低いということなので、こういった制度が充実すれば、公共交通機関が不足している地域でも免許返納率が上がるのではないか」(50代:契約社員)

   そして、実施するにあたり、いくつかの要望が寄せられた。

「自家用車をタクシーのように料金メーターをつけたり、運転席にアクリル板などの仕切りをしたりするための補助金制度などがあれば、もっとやりやすくなりそう」(40代:今は働いていない)
「事故や事件に巻き込まれないように、タクシーと同様の車内用カメラや、SOSの赤灯などを無償で取り付けられるようにしてほしい」(50代:パート/アルバイト)

   一方、「したいとは思わない」という人からは、こんな不安の意見が聞かれた。

「自家用車を汚されたり、事故にあったりした場合のことを考えると、自分や夫はしないと思う。また、利用することもないと思う」(30代:正社員)
「父がタクシーの運転手をしていたこともあり、大変さを知っているので、簡単にはできないですが、仕事が見つからない方が簡単に始められるという意味ではよいと思います」(50代:パート/アルバイト)
「どんな人が乗ってくるのかわからないので、怖くてできない」(50代:パート/アルバイト)
「人命に関わることなので、安易に引き受けたくない」(60代:パート/アルバイト)
「プロではない分、なにか起こったときの対応を本人でやらなくてはならず、責任が重すぎる」(50代:パート/アルバイト)
姉妹サイト