「昔は死球サインあった」元巨人投手告白 自軍選手の死球に「当てられっぱなしだとなめられる」

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「『いくんだったらこっちもいくよ』みたいな...」

   山口氏は「(サインには)ある程度キーがある」とし、「『ここ触ったら次がサインね』とか。色々な出し方、パターンがある。そのパターンは何通りしかないので、それでバレちゃうと分かるから一気にガラッと変えたりとか。でも基本、細かいサインは『ここ』という時にしか出さない。スクイズを年に何回するかと一緒で、その時にいかにばれないように、ということ」と説明した。

   そしてスタッフが「次の打席でこいつに当てろというサイン。これを各球団の中では色々な言い回しであるようなことも耳にしたんですけど、巨人はどうだったんですか?」と問うと、次のように語った。

「僕が入っている時はなかったです。昔の若いころはありました。バッターが打ってるから当てろというよりも、例えば自分のチームの4番バッターが2発デッドボールが当たったりした時に『いくんだったらこっちもいくよ』みたいな戦闘態勢じゃないですけど『当てられっぱなしだとなめられる』みたいなのが昔はあったので、そこで当て返しみたいなのは、昔はサインがありましたね。今は狙って当てることはほぼないと思う」

   山口氏は日本球界で通算66勝66敗、112セーブ、25ホールド、防御率3.36を記録した。

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