沖縄県の流通量は右肩上がり
ただ、日本銀行がネットで公開しているデータを見ると、興味深い数字が出てきた。「全国と沖縄県内の二千円札発行高推移」という資料だ。2000円札の流通が始まった2000年7月から2024年1月までの流通量について、全国と沖縄県内の値がグラフ化されている。
全国における流通量は、2006年あたりから急落し、2014年ごろからは1億枚を下回っている。一方、沖縄県内の流通量は流通開始から常に右肩上がりで、2024年1月には800万枚を超えているのが分かる。
なお先述の「ATMから3枚出てきた」との証言者によると、場所は沖縄県内だった。
(J-CASTニュースBiz編集部 坂下朋永)