天皇陛下が注目した「AIと水」 能登被災地支援への活用に期待感...誕生日会見で触れる

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   天皇陛下は2024年2月23日、64歳の誕生日を迎えた。これに先立つ2月21日に行われた記者会見で、1月1日に起きた能登半島地震について「深く心を痛めております」などと話した。

   天皇陛下は、集落の孤立や水道の復旧の困難さ、ボランティアやNPOの活動、伝統産業への影響など、4分40秒ほどかけて地震について言及。被災地で活用されるAI(人工知能)の技術に触れる場面もあった。

  • 記者会見で質問に答える天皇陛下(写真は宮内庁提供動画から)
    記者会見で質問に答える天皇陛下(写真は宮内庁提供動画から)
  • 天皇誕生日を前に開かれた記者会見の様子(写真は宮内庁提供動画から)
    天皇誕生日を前に開かれた記者会見の様子(写真は宮内庁提供動画から)
  • 天皇誕生日を前に開かれた記者会見の様子(写真は宮内庁提供動画から)
    天皇誕生日を前に開かれた記者会見の様子(写真は宮内庁提供動画から)
  • 天皇誕生日を前に開かれた記者会見の様子(写真は宮内庁提供動画から)
    天皇誕生日を前に開かれた記者会見の様子(写真は宮内庁提供動画から)
  • 天皇誕生日を前に開かれた記者会見の様子(写真は宮内庁提供動画から)
    天皇誕生日を前に開かれた記者会見の様子(写真は宮内庁提供動画から)
  • 記者会見で質問に答える天皇陛下(写真は宮内庁提供動画から)
  • 天皇誕生日を前に開かれた記者会見の様子(写真は宮内庁提供動画から)
  • 天皇誕生日を前に開かれた記者会見の様子(写真は宮内庁提供動画から)
  • 天皇誕生日を前に開かれた記者会見の様子(写真は宮内庁提供動画から)
  • 天皇誕生日を前に開かれた記者会見の様子(写真は宮内庁提供動画から)

被災地の状況に「深く心を痛めております」

   天皇陛下は1月15日に行われた警視庁創立150年記念式典で、

「今なお安否が不明の方や避難を余儀なくされている方も多く、救援と復旧の作業が速やかに進むことを心から願っています。また、厳しい天候と寒さの中、災害対応に力を尽くしている関係者の皆さんの努力を深く多といたします」

と述べている。これに続く形での地震への言及だ。

   天皇皇后両陛下は23年10月に金沢市を訪問。記者会見では、訪問時を思い起こしながら、

「県民の皆さんに温かく迎えていただいたことが特に心に残っており、その石川県において、多くの方が犠牲となられ、今なお安否が不明の方がいらっしゃることや、避難を余儀なくされている方が多いことに深く心を痛めております」

などと被災地の状況を案じた。

   3月下旬での調整が報じられている被災地訪問については、

「現地の復旧の状況を見つつ、被災者の皆さんのお気持ちや、被災自治体を初めとする関係者の考えを伺いながら、訪問できるようになりましたら、雅子とともに、被災地へのお見舞いができればと考えております」

とした。

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