意外な結果? ホテルアメニティなくても気にしていない
まずは担当直入に、「コンビニ、スーパーでは、レジ袋をもらったり買ったりしていますか? マイバックですか?」と質問した。
サンプル数は少ないが、10人中6人が「エコバック」派、10人中4人が「レジ袋」派だった。以下のような意見が寄せられた。
「エコバックを持ち歩くのが習慣になっているので苦にならない」(40代・主婦)
「使い勝手が良いので、大きめのレジ袋を買って家のごみ袋に再利用している」(30代・会社員)
「レジ袋は買っている。レジ袋削減で本当に海洋プラスチックが減っているか、ちゃんと調査結果を出すべきだと思う」(30代・会社員)
続いて、ズバリ「レジ袋や(客室に)ホテルのアメニティを置かなくなったことをどう思うか」聞くと、「なくても気にしない」派が9人、「必要」派は1人だった。こんな声があがった。
「はじめから(アメニティが)おいてなければ、持っていくので気にしないです」(60代・女性)
「出張が多いが、ホテルの特にひげそりの品質がひどいので使っていない。出張の時は自分のひげそりを持っていく」(20代・男性)
「時代の流れなのかなと思うので、アメニティがなくなっても気にしない」(40代・女性)
今回の聞き取り調査では、エコバックやアメニティに関して、消費者は「必要ない」「節約になる」など、合理的な理由を挙げる人が目立った。裏を返せば、それだけ脱プラスチックの考え方が浸透してきたゆえの結果といえるのかもしれない。