「本店をどうするか、現在は社内で協議しています」
ポスターの決意文を縦読みすると、「いままでありがとう」となっていることも話題を呼んだ。
肉の万世は1949年に東京・秋葉原で創業した。屋号は近くを流れる神田川にかかる「万世橋」にちなんだものだ。名物「万かつサンド」で知られ、秋葉原を代表する飲食店として人気を集めてきた。現在は秋葉原本店に加え、首都圏を中心に肉の万世を30店舗近く構えている。
運営会社の万世は2月20日、J-CASTニュースの取材に対し、お客様相談室の担当者が秋葉原本店の閉店事情をこう説明した。
「建物が33年経って、新たにこの先をどうするか営業戦略を考えるため、閉店することにしました。本店をどうするか、現在は社内で協議しています。建物が今後どうなるのかは分かりませんし、経済状況も変わるので何とも言えませんが、発表のポスターにもありますように、ここに戻って来る意思はあります」
同社が展開する30店舗近くについては、「営業は従来通りになります」としている。
(J-CASTニュース編集部 野口博之)