「違約金が発生もクリンスマン監督続投は無理だった」
若手選手の中には韓国の至宝と称されるMFイ・ガンイン(22)が含まれていたこともあり国内では大問題に発展。「内紛」の影響もあってかヨルダンに0-2で敗れたため、複数の地元メディアはクリンスマン監督の「指導力」を疑問視。試合までに選手をまとめあげることができなかったことを非難し、敗因を監督のリーダーシップのなさとした。
「スターニュース」(WEB版)は「総額最大100億ウォン(約11億円)の違約金が発生するにもかかわらずクリンスマン監督の続投は無理だった」とし、クリンスマン監督選出過程を問題視。クリンスマン監督を選出するにあたり協会から詳細な説明がなく「チョン・モンギュ会長の独断的な決定だった」と指摘した。
協会とクリンスマン監督は26年7月までの契約を結んでおり、協会が更迭した場合、残りの2年5カ月分の違約金70億ウォン(約7億8000万円)を支払う必要があるという。更迭に伴いコーチ陣も一掃されるためコーチ陣の給与を合わせると100億ウォン(約11億円)近い数字になるという。
クリンスマン監督は現役時代、ドイツ代表FWとしてワールドカップに3度出場するなどドイツを代表する名選手だった。引退後は地元ドイツ、米国の代表監督を歴任し23年2月に韓国代表に就任した。
he will be forever in our hearts:https://t.co/9xtuqnjeaq pic.twitter.com/7vuPB6UHnO
— J_Klinsmann (@J_Klinsmann) December 29, 2022