学生の7割「結婚後は共働き」 現役大学生が口にする将来への不安、「並の生活」の希求

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「離婚しても...」「キャリア積む」

   岡山県内の大学3年生の女性(22)は、結婚願望はないものの共働きは希望している。お互いに同額を出し合って生活費にしたいという。「働かない側がいるとすると、将来離婚したときに生きていくのが難しくなる」との理由だ。

「小学生の頃から共働きがいいと思っていました。母が専業主婦で、自分は母と違って外で働きたいと思ったからです」

   以前、日本で専業主婦が多いかについて書かれた本や、貧困に関する本を読み、影響を受けた。「いつでも離婚できるくらいの経済力を持っておかないといけないと思うようになりました」。

   東京都内の大学に通う、現在3年生の女性(21)も、同じく共働きを望んでいる。「自らのキャリアを終わらせないため。相手にも、キャリアを積みまだ見ぬ世界を追い求めて欲しいから。金銭的にも2人で働けば倍になる」と考えている。

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