伊藤美誠はなぜパリ五輪に落選したのか 中国メディア分析、日本にとって「実に大きい」が「説明は難しくない」

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「技術的なプレースタイルが時代遅れで、身体の柔軟性が低下」

   別の記事では、伊藤のことをパリ五輪で金メダルを狙う自国のエース孫穎莎(23)の宿敵として紹介し、「孫はパリ五輪で金メダルを獲得するため日夜猛練習に明け暮れているが、伊藤のシングルス金メダル獲得の夢は事前に打ち砕かれた」と伝えた。

   地元メディア「163.com」(WEB版)は伊藤の落選理由を独自に分析した。

   記事では「伊藤は東京五輪女子シングルス3位、女子団体2位、混合ダブルスで優勝した。女子シングルスと女子団体戦では孫穎莎の粘り強いブロックに阻まれ、あと一歩及ばなかったが、混合ダブルスでは伊藤と水谷隼の素晴らしいパフォーマンスにより中国は金メダル獲得のチャンスを失った。伊藤のパフォーマンスは東京五輪で頂点に達した」と解説した。

   そして落選の要因のひとつに東京五輪後の「急速な衰退」を挙げ、衰退した理由を「彼女の技術的なプレースタイルが時代遅れで、身体の柔軟性が低下していたため」とした。さらに「他の選手が進歩しているときに伊藤は立ち止まり、もしくは後退さえした。結局他の選手に追い抜かれただけで、落選を説明するのは難しくない」と解説した。

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