アサヒ「ストロング系」缶チューハイ撤退 高アルコール度数の市場縮む、販売金額はピーク時から25%減

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「恐らく縮小傾向が続くだろう」

   「ストロング系」チューハイの販売金額は、2020年をピークに下降線となる。これは、コロナ禍の影響があるのではないかと木地氏は指摘する。

   ストロング系には短時間で酔うことができる特徴がある。コロナの感染拡大期、通勤時間のない在宅勤務の増加とともに「短時間で酔う飲酒」が求められなくなったのではないかとの推測だ。加えて、「飲酒後の時間を大切にしたい」という人や、コロナ禍における健康志向の高まりで、ストロング系を避ける場合もあったのではないかという。

   今後のストロング系市場の見通しを、木地氏は「恐らく縮小傾向が続くだろう」とみる。飲み過ぎによる健康への影響や、自分の時間を大切にしたいという需要があるというのだ。また、若年層を中心にお酒離れが進んでいたり、酔わなくても晩酌気分が味わえるノンアルコールが登場していたりと、「酔わなくてもいい」というトレンドが広がっている点も挙げた。

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