浜松が「ギョーザ日本一」宇都宮、宮崎を退ける 「ご当地名物」として盛り上がったのは意外と最近!?

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昔から地元で親しまれていた食べ物

   浜松餃子学会にも、取材した。広報は、「私たちは、ギョーザ愛の強い浜松市民と一緒に、ギョーザというコンテンツを日本中に知ってもらうために活動しています」と説明する。なお、「浜松餃子」には決まった型がなく、いろいろな種類があるという。「お店の個性や店主のこだわりによって、バラエティー豊かなのが浜松の面白いところ。地域の人でも行きつけのギョーザ店があり、観光客も食べ比べを知って楽しんでもらっています」と話した。

   2024年には、例年開催していた「浜松餃子まつり」復活を考えているとのこと。

   宇都宮と宮崎の、ギョーザの「起源」も調べた。いずれも、昔から地元で親しまれていた食べ物だったのは間違いない。地元名物として盛り上げようと組織的に動き始めたのは、調べた限りでは比較的最近のようだ。

   宇都宮市では1993年、ギョーザ店38店舗が任意団体「宇都宮餃子会」を発足。2001年には、協同組合として認可された。また、宮崎市では2020年、「宮崎市ぎょうざ協議会」を立ち上げ、「宮崎の餃子を新たな観光資源に!」をコンセプトに活動している。

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