韓国エンタメ・スポーツメディア「スターニュース」(WEB版)が2024年2月4日、サッカーAFCアジアカップ準々決勝・日本対イラン戦(2月3日・カタール)の特集記事を公開し、イランメディアの記者や現地の一部サポーターのマナーの欠如を指摘した。
「試合には勝ったがマナーは良くなかった」
現地で取材した韓国人記者イ・ウォンヒ氏の体験談を記したもので、「日本を破ったがイランの非マナー、人種差別に『負け犬』嘲笑まで」とのタイトルで記事を展開。日本は前半に1点を先制するも、イランに後半2点を奪われ1-2の逆転負け。3大会ぶりのアジアカップ制覇はならなかった。
記事は「試合には勝ったがマナーは良くなかった」と書き出し、「今大会の最有力優勝候補である日本を倒した満足感からか、試合終了後、イランの記者やイランサポーターは相手を貶めるような非礼を見せ一線を超える行為もあった」と指摘した。
記事によると、試合後に記者が取材するミックスゾーンでも「非礼」があったという。ミックスゾーンは、記者が試合直後の選手への取材を許可された場所であり、国際大会などでは各国の記者がミックスゾーンでそれぞれ選手に声をかけて取材する。
イラン戦は後半アディショナルタイムに逆転されたショックもあり、日本代表選手はイランメディアの記者の呼びかけに反応しなかったという。記事によると、イランメディア記者は、無言のまま目の前を通り過ぎた日本代表選手に対して「負け犬」と大声で言ったという。