タマホーム側の見解は?取材への回答
今回の写真投稿者は2月5日、J-CASTニュースの取材に対し、タマホームに恨みはなく、陥れる意図での投稿ではなかったなどと説明し、現段階ではこれ以上のことはお答えできないとした。
投稿者はその後、5日夜になって、Xを更新し、同社に謝罪の意思を示した。
弁護士に相談したうえ、警察を通じて同社の担当者に連絡しており、穏便に済ませるためであれば、勝手に投稿して騒ぎのきっかけを作ったことを謝罪したいと伝えたとした。今回の投稿には、同社を攻撃する意図はなく、投稿の拡散を止める協力をしたいと申し出たともいう。現在は、同社からの回答を待っているとした。
タマホームという上場企業を相手にした裁判を望んでおらず、これをきっかけにお互いが成長することができればいいと考えていると明かした。一連の投稿については、一定期間を経て非公開にしたいとしており、6日午前になって一時的にその措置をしたと報告した。
X上では、同社の対応について、「不適切な投稿」と判断したなら対処するのは当然だとの声もあった。一方で、サイト上などで施工について丁寧な説明をすればよかった、法的措置に出れば懲罰的なスラップ訴訟に当たるのではないかとの懸念も出た。
では、なぜタマホームはアカウントを名指ししてまで発表したのだろうか。こうした点などについて、タマホームの広報担当者は6日、「訴訟に関する個別案件になりますので、今回のことに関して、一切お答えはできません」と取材にコメントした。
(J-CASTニュース編集部 野口博之)