敵失に勢いづく立憲党大会 小選挙区「57→124」が「十分に可能」な根拠は?

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塩むすびに例えられた泉代表、「中に具を入れるとしたら...」→「いりません」

   そんな中で登場した「小選挙区で124議席」という新たな目標だが、泉氏は党大会直前の会合で初めて聞かされていた。党大会後の記者会見で、「大枠は、元々ずっとすり合わせてきたものがある」とした上で、経緯を次のように明かした。

「今日まさに大会が始まる前の会合で、岡田さん隣に座ってたんですけど...、いっぱい書き込んだメモの中で、124という数字を見せてくれて『124なんだよ!』という風に言ってくれてですね...。その話、理屈を聞いて『それはそうだよね』という話でですね...」

   その上で、岡田氏が掲げた目標は、小選挙区で当選できていない人に対して、具体的な小選挙区の議席数として「直接のメッセージ」を突きつける狙いがあるとみている。

   党大会では、来賓の本間正人・京都芸術大学前副学長が、泉氏を塩むすびに例える場面があった。いわく「なんか具が入ってなくて味わいが薄いように思うかもしれないけれども、味わってみれば一番飽きが来ない」。大会後の会見では

「中に具を入れるとしたら、どんな代表になりたいか」

という質問も出たが、泉氏は塩むすび路線で衆院選に臨む考えだ。

「はい、いりません。私は私、塩むすびは塩むすび。このままいきます。天下一品の塩むすびを作りたい」

(J-CASTニュース編集部 工藤博司)

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