漫画家・芦原妃名子さんの訃報を受け、モデルで俳優の高橋メアリージュンさんが2024年1月31日にインスタグラムのストーリーズで追悼文を投稿した、と報道各社に報じられている。その内容をめぐって、SNS上では憶測が広がっている。
Xで憶測広がる「ラッパーのよう」
高橋さんは、芦原さん原作のドラマ「セクシー田中さん」(日本テレビ系)で、主人公・田中京子(木南晴夏さん)が通うベリーダンス教室の講師・Miki先生として出演した。
ストーリーズでは、原作漫画の1コマとともに、「ショックがあまりに大きく、時間を置いた今も何といっていいかわかりません。『残念』『悔しい』『悲しい』という言葉では足りません」と、芦原さんに寄り添いつつ感謝と無念の思いを伝えていたという。
高橋さんの投稿について、Xでは、「セクシー田中さん」の脚本家によるインスタ投稿やそこに寄せられていたコメントと、内容が相対しているのではないかとの指摘があがっている。芦原さんは生前ブログで、制作側と折り合いがつかずに2話分の脚本を務めることになったとしてその経緯を明かしていた。
例えば、ドラマ最終回後の12月に脚本家が投稿した「今後同じことが二度と繰り返されませんように」との文に対し、高橋さんの追悼文は「最期の彼女の気持ちは彼女にしかわからないですが、こんな事一度として起こってほしくなかった」と、呼応しているというのだ。
ほかに、脚本家の投稿には文筆家の「私も物書きの1人として尊厳を傷つけられたお気持ち、お察しします」というコメントが寄せられていた一方、高橋さんは「newsと彼女のSNSの情報しかしらないですが、彼女の尊厳と居場所はどんな理由があっても守られるべきでした」と主張。これは、脚本家の投稿にあった同業者のコメントとして拡散されている「個人的にはあり得ないと思っています。どんな経緯があろうとです」との一文にも結び付くのでは、といった形で一連が「ラッパーのよう」などとXで騒がれている。