「めっちゃ顔付き変わって、『そんなんなるならめんどくさいわ』」
サーヤさんは当時のことを「無理して合わせてたっていうより、もうね、テレビ出始めた3年間めっちゃ寂しかった」と振り返り、令和ロマンが優勝した際「テレビ楽しくなるかも」と期待したと語った。
高比良さんが「本当に本当に、これでやっと対等に喋れると思ってる」とすると、サーヤさんは「うわー、なにそれ」と顔を顰めた。
コロナ禍で劇場での活動ができず塞ぎ込んでいた際、高比良さんは「なんとか俺がお前と一緒にプロになれるって可能性はなかったのかな、と思ってた」という。
2人がお笑い芸人としての活動をスタートしたのは大学に通っていた頃のことだという。当時、高比良さんはサーヤさんに「コンビを組んでほしい」と申し出た。サーヤさんは「じゃあやってみるか」と快諾。しかし、「しょうもない理由」でコンビ結成は立ち消えてしまったという。
ネタ合わせをして、遊び半分でネタを披露する機会があったが、「当時俺が付き合ってた彼女が、それを嫉妬みたいなしちゃったのよ」。高比良さんはサークル活動に嫉妬する彼女の行動に疑問を持ち、サーヤさんに「『ちゃんちゃらおかしいよね』みたいなトーンで相談した」という。
しかし、サーヤさんは「めっちゃ顔付き変わって、『そんなんなるならめんどくさいわ』」と拒絶し、自然消滅してしまったという。
こうした背景から、高比良さんは長らく後悔していたと語った。