批評家・哲学者の東浩紀氏が2024年2月1日、X(旧ツイッター)で自身の著作物の試験利用に際するエピソードをつづり、怒りをぶちまけた。
「何様のつもりなんだろうね」
東氏は1日未明、Xを更新し「某法人から『おまえの著作物を試験に利用した』『どう利用したかは開示できない』『うちがおまえの著作物を利用したことは秘密にしろ』といきなり連絡が来たんだけど、こんな話ってある? むろん謝礼なし」と自身の著作物を試験問題の一部として利用された際のエピソードを明かした。
同時に「おまけに、僕の著作物に関する連絡なのに、手紙の宛先が『茂木健一郎』というオチ。酷すぎ」ともつづっている。
東氏は「僕の文章なんて毎年あちこちで試験に使われているし、問題集への使用許可も断ったことないんで利用するのははいいんだけど、この上から目線の『通達』にはさすがにカチンときた。何様のつもりなんだろうね」と、対応に疑問を感じたと吐露。
続く投稿では「問題くらい見せろ。そもそも、ぼくの文章がどこで使われたかをなんでぼくが秘密にしなきゃいけないんだ。そんな秘密保持を強要する権利はないだろう」と憤り、「けっこう有名な法人なんだけど、こんな団体とはね・・・」とぼやいた。