被災地のペット一時預かり、ボランティア団体も尽力 発災から1か月、保護された猫の現状は

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預け先は「身分がはっきりした人に」

   被災地での活動については、「SNSなどで、『保護団体を名乗って現地へ入り、猫を連れ去る(人たちがいる)』『気をつけましょう』という発信がされていますが、そのおかげでちょっと動きにくいところもあります」と明かす。団体は「迷い猫は保護して、全部届け出も出しています」といい、「なので、偏った情報に惑わされないようにしてもらいたいです」と呼びかける。

   被災した人でペットを預けようと考えている人には、「(預け先の)身分がはっきりした人に預ければ、私は大丈夫なんじゃないかなと思います。団体であれば拠点がしっかりしているところ。今までの活動、どんなことをしているのかいうことをきちんと見て、預けられたら間違いないと思います。その辺が曖昧なところは、私はやめておいた方がいいと思います」とアドバイスする。

「私の周りでは、犬でも猫でも、今預かりをしている団体はどこもしっかりしています。横の繋がりもあって、『うちは今これだけ空きがあるよ』みたいな話もしています。それから、資金が足りなかったらお互いにやりくりもしています。みんな被災地の猫のため、犬のためのものなので。落ち着いた時に余ったりしたら、県などにも寄付しようと思っています」
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