日本ハム・清宮がキャンプ前にケガで離脱  故障多すぎて「一流になれない」の厳しい声も

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   覚醒が期待される日本ハム・清宮幸太郎が想定外の故障で出遅れた。

   清宮は先乗りしていた沖縄県名護市の自主トレで、ウオーミングアップ後のトレーニング中に足を滑られて負傷。報道によると、同市内の病院で「左足関節捻挫」と診断され、実戦復帰まで約5週間の見通しだという。

  • 巻き返しが期待されている日本ハム・清宮幸太郎選手。写真は2017年の進路表明会見(写真:YUTAKA/アフロスポーツ)
    巻き返しが期待されている日本ハム・清宮幸太郎選手。写真は2017年の進路表明会見(写真:YUTAKA/アフロスポーツ)
  • 巻き返しが期待されている日本ハム・清宮幸太郎選手。写真は2017年の進路表明会見(写真:YUTAKA/アフロスポーツ)

「故障から復帰し、開幕に間に合うかは微妙です」

「清宮は故障が多い。不可抗力の部分はありますが、体が強くなければ試合に出続けられないし、一流の選手になれません。故障から復帰し、開幕に間に合うかは微妙です。長距離砲としての素質は誰もが認めています。期待が大きい選手だけにもどかしいですね」(スポーツ紙記者)

   清宮は19年のオープン戦でファウルを打った際に手首を負傷して途中交代。「右有鈎骨骨折」と診断され、実戦復帰に2カ月以上かかった。23年も4月20日のロッテ戦(エスコンフィールド)でハーフスイングをした際、左脇腹を痛めて途中交代。「左腹斜筋筋損傷」で1軍復帰したのは6月上旬だった。99試合出場で打率.244、10本塁打、41打点は満足できる数字ではない。416打席と規定打席にも届かなかった。後輩の万波中正が自己最多の25本塁打とブレークし、水を開けられる結果となった。

   プロ7年目の24年も春季キャンプ前に出鼻をくじかれた形になったが、骨折など長期離脱を回避できたのは不幸中の幸いだ。選手層が厚くなり、レギュラーの座を確約されている立場ではない。焦りは禁物だが、巻き返しに期待したい。(中町顕吾)

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