「日テレに気を遣っている」「司会者として気配りした」
「それをちょっとね、ドラマの流れ上、お話上仕方ないとしても、納得いかない形で変更されるというのは、結構しんどいと思うんですよね。その辺のケアというか、どういうやり取りがされてたのかなっていう検証というか、それはあってほしいなと思います」
山田さんのコメントを受け、宮根さんは、
「まだ連載中のものを10話で完結させるわけですね。ただ、日本テレビとしては、許諾を受けた脚本というふうに言っている。芦原さんは、9話、10話は自分で担当したとおっしゃっている。この辺り、ちょっと分からないんですけど」
と話し、慎重な口ぶりだった。
こうしたやり取りが放送されると、ニュースサイトのコメント欄やX(旧ツイッター)上では、山田さんが時系列を追ってSNS上の議論をチェックしたうえで発言していると、感心する声が相次いだ。
「しっかり調べて伝えてくださってますね」「とても真っ当な意見だ」「もっと原作者に権利と敬意あっていいと思う」
日テレ系の番組で、山田さんが突っ込んだ意見を述べたことに対し、「勇気があるご発言だ」と賞賛の声も上がった。日テレに対しては、山田さん同様に、「まず一連の経緯を検証し公表することが必要」「身を切る覚悟できちんと対応してくれ」などと注文が出ていた。
一方、宮根さんが「門外漢なので分からない」などと述べたことについては、「日テレに気を遣っているんですかね?」「顔背けてるのが気になる」「司会者ももっと調べた方がいいと思います」と厳しい指摘が出た。もっとも、「宮根さんも分かっていて山田さんにご質問されたのかも」などの声も出て、司会者として気配りしたのではないかとの見方もあった。
(J-CASTニュース編集部 野口博之)