日テレのコメント「あまりにも足りていない」 芦原妃名子さん死去めぐる対応に脚本家・野木亜紀子が訴え「誠実であってほしい」

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   人気ドラマ「アンナチュラル」や「逃げるは恥だが役に立つ」、「MIU404」(いずれもTBS系)などを手がけた脚本家の野木亜紀子さんが2024年1月31日にX(旧ツイッター)で、ドラマ「セクシー田中さん」(23年10~12月放送、日本テレビ系)の原作者で漫画家の芦原妃名子さんが急死したことをめぐる、日本テレビ側の対応に疑問を呈した。

  • 野木亜紀子さんのX(@nog_ak)より
    野木亜紀子さんのX(@nog_ak)より
  • 野木亜紀子さんのX(@nog_ak)より
    野木亜紀子さんのX(@nog_ak)より
  • ドラマ「セクシー田中さん」公式サイトより
    ドラマ「セクシー田中さん」公式サイトより
  • 野木亜紀子さんのX(@nog_ak)より
  • 野木亜紀子さんのX(@nog_ak)より
  • ドラマ「セクシー田中さん」公式サイトより

ブログでドラマ制作側とのトラブル明かしていた

   芦原さんは同ドラマの第9、10話の脚本を担当していた。23年12月、8話までを担当した脚本家がインスタグラムで「最後は脚本も書きたいという原作者たっての要望があり、過去に経験したことのない事態で困惑しましたが、残念ながら急きょ協力という形で携わることとなりました」などと投稿していた。

   24年1月26日、芦原さんは第9、10話の脚本を担当した理由と経緯についてブログで説明。ドラマ化にあたり「必ず漫画に忠実に」などの条件を提示していたものの、「漫画を大きく改編したプロットや脚本が提出されていました」という。その後、芦原さんは該当記事を削除し、Xに「攻撃したかったわけじゃなくて。ごめんなさい」と投稿。29日に訃報が報じられた。

   日本テレビは芦原さんの訃報を受け、ドラマ「セクシー田中さん」の公式サイトで、追悼の言葉とともに「日本テレビは映像化の提案に際し、原作代理人である小学館を通じて原作者である芦原さんのご意見をいただきながら脚本制作作業の話し合いを重ね、最終的に許諾をいただけた脚本を決定原稿とし、放送しております。本作品の制作にご尽力いただいた芦原さんには感謝しております」とコメントした。

   その後、日本テレビの公式サイトのトップページに「芦原妃名子さんの訃報に接し、哀悼の意を表するとともに、謹んでお悔やみ申し上げます。日本テレビとして、大変重く受け止めております」とした上で、「ドラマ『セクシー田中さん』は、日本テレビの責任において制作および放送を行ったもので、関係者個人へのSNS等での誹謗中傷などはやめていただくよう、切にお願い申し上げます」というコメントを出した。

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